三番目の風は力強く吹く

 こちらでは11th year Birthday Live(以下、バスラ) Day4、3期生ライブについて書かせていただきます。

残念ながら会場からの参加ではなく配信での視聴でしたが、画面越しにもしっかり伝わった横浜の熱を思い出しながら書き連ねていきたいと思います。


目次
1.届けられた熱

2.名実ともに先頭に立つ3期生

3.かつての自分たちへ

4.旅立つものへのエール

5.答えはここにあった

6.おまけ


 1.届けられた熱

前日の4期生ライブでは本編終盤で期別曲をたたみかける大盛り上がりの展開で、特に最後の『I see... 』を歌唱し終わった賀喜遥香さんは、ポーズを取り満面の笑みを浮かべながら、体の底からハンドサイン🤟までがブルブルっと震わせました。舞台上、センターでパフォーマンスするメンバーに送られるファンからのエネルギーにアドレナリンが出ていたのでしょう!

そんなDay3の盛り上がりを受け、3期生が奮い立たないわけがありません。もはや次世代ではなく、今の乃木坂を率いる3期生ライブは、まさに圧巻でした。


2.名実ともに先頭に立つ3期生

最初は『僕は僕を好きになる』からはじまる3期生曲ブロック。自らがセンターを務める表題曲をひっさげ、山下美月さんをはじめとする3期メンバーが舞台に登場します。そのシルエットだけで、最前線に立つものの空気をまとっていることを感じます。

ブロック内でパフォーマンスされた『三番目の風』では、ファンの声を増幅するようにメンバー自らが「Hey!!」とコールを行い、序盤からすでに最高潮の盛り上がり!画面越しにもビリビリと振動が伝わってくるかのようでした。

他、『空扉』、『トキトキメキメキ』、『自分じゃない感じ』と、3期が誇る楽曲群がパフォーマンスされ、さらに会場の温度を上げていきます。


3.かつての自分たちへ

次のユニット曲ブロックではメンバーがおおまかに年齢別に4グループに分かれ、4曲をチョイスしてパフォーマンス。

私が各曲から受け取った印象をキーワードであらわすならば、

『嫉妬の権利』では「情念」が、 『Threefold choice』では「可憐さ」が、 『大人への近道』では「追憶」が そして『心のモノローグ』では「凛とした美」がそれぞれ伝わってきました。

『嫉妬の権利』は現在に至るまでの三人の煩悶を見事に表現。一転、年長メンバーがあえてチョイスした『Threefold choice』では普段見ることができない可憐さをアピールしていてこれがまたかわいい!(梅澤美波さん、ツインテールをなかったことにしていましたね笑)

新中3トリオの「大人への近道』は、いわば大人になった3人が、大人になりたかった3人を見せてくれました。最後に3期の最年少コンビが見せた『心のモノローグ』。オリジナルは1期の中でも特に美を誇ったお姉さんメンバーの曲ですが、伊藤理々杏さんと岩本蓮加さんが大人の凛とした美を届けてくれました。

数年前の曲、その歌詞とパフォーマンスになぞらえながら、3期生の以前と今が垣間見えるようでした。


4.旅立つものへのエール

ライブは秋元真夏前キャプテンへ届ける2曲へと移ります。

披露されたのは 去ってほしくない寂しさと離れがたい愛をぶつける『別れ際、もっと好きになる』と、遠くを目指すあの人がどんな時も前を向けるように鼓舞する『錆びたコンパス』。

どちらも絶妙な選曲で、私はこのブロック号泣していました。

真夏さんの前途に光があることを、メンバーだけでなくファンも拳を掲げて知らせていました。


5.答えはここにあった

お見立て会で披露した曲をもう一度パフォーマンスし、一人一人の決意表明を経て、ライブは最後のブロックへとなだれ込みます。 特にエモーショナルだったのは、『未来の答え』、『毎日がBrand new day』、そして『僕が手を叩く方へ』です。 『未来の答え』のセンターだった「くぼした」が、シングル表題曲のWセンターになるという答えを見せつけてくれ、『毎日がBrand new day』でそれでもなお「毎日できる事が増える」と謡う3期生たちは、乃木坂46をこれからも力強く牽引するに違いありません。

本編最後で披露された『僕が手を叩く方へ』は、その象徴となる一曲だったと思います。ただでさえ心揺さぶる名曲ですが、先輩たちが卒業した今、さらに意味のある一曲であり、メンバーもファンも涙涙でした。


6.おまけ

大感動の本編の後、アガる曲のみで構成されたアンコール。ここでサプライズで映し出されたメッセージは、乃木坂ファンみんなの思いと同じだったと思います。

それに応えてなのか、美月がまさかのセルフダブルアンコールを提案!どこまでもメンバーとファンが一体となった、最高のライブでした。 



0コメント

  • 1000 / 1000